ジリジリと容赦なく陽が照りつける夏の暑さ。。
まったく嫌になりますよね。紫外線も強いですし、日焼けも気になります。
日焼け対策をうっかり忘れてしまうと、顔や腕が赤くなってピリピリしてきますし、暑ければ吹き出す汗で、身体もべとつきます。
このうっかり日焼けや、体のべたつきにおすすめなのが、きゅうり化粧水です!
きゅうりエキスの入った化粧水を、コットンに染み込ませて拭くと、お肌もさっぱりして快適になります。
今回は、きゅうりの美容効果や、期待できる効果・注意点、実際の化粧水の作り方をまとめましたので一緒に見ていきましょう!
Contents
きゅうりの美容効果とは
きゅうり化粧水の作り方をご紹介する前に、具体的に、きゅうりにはどのような効果を私たちにもたらしてくれるのかをチェックしていきます
きゅうりには、下記のような美容効果が期待できるんですね。
- 肌のうるおいを保ち、老化や炎症を防ぐ
- 美白の作用
- 日焼け後の鎮静、消炎効果、ほてりを鎮める
- シミ、そばかすの予防
- 肌のキメを整える
どうでしょうか、意外ですかね。私は「え、こんなにあるんだ!」と驚いてしまいました。
詳しく調べてみると、きゅうりの果実から抽出したエキスにはビタミンC、抗酸化作用の有機酸、酵素などが多く含まれており、きゅうりエキスは人体に発生するかゆみの約9割を鎮めてくれるそうです。
きゅうりは、化粧水にはもってこいということです。
食べて身体の栄養になるだけでなく、美容成分もたっぷりなきゅうりですが、勿論いいことばかりではありません。
いくつか注意点があるんです。
きゅうり化粧水の注意点
きゅうり化粧水の作り方の前に、きゅうりの美容効果に触れてきましたが、手作り化粧水には注意すべきこともあるのです。
この点もしっかり確認しておきましょう。
衛生面や配合量に注意
きゅうりの化粧水を作る前には、石鹸で手指をきれいに洗いましょう。
さらに容器や器具はエタノール消毒をするか、煮沸消毒をしてから使用しましょう。
また配合量も要チェックです。
各材料の入れすぎに注意しましょう。きゅうりの濃度が高すぎて肌トラブルの原因にもなりますからね。
例えばグリセリンは保湿効果と共に吸水性があります。しっとりさせたいあまりに欲張って入れすぎると、もともと肌にあった水分まで奪ってしまい乾燥が進む原因にもなってしまいます。
新鮮な素材を使い、その性質を理解する
きゅうりの化粧水を作るときには、古いきゅうり・品質の悪いきゅうりは使用しないでください。
こちらも肌トラブルの原因になります。
今回のテーマでもあるきゅうりですが、きゅうりに含まれるソラレンには紫外線の影響を高める作用があります。
きゅうり化粧水を直接肌につけた直後に、紫外線を浴びるとシミができやすくなってしまいますので、外出の予定があるときには、肌につけないようにしましょう。
また、きゅうり化粧水の香りづけに、グレープフルーツやベルガモットなどの柑橘系の精油を使うときも注意が必要です。
こちらも光毒性という、紫外線に当たると炎症を引き起こしたり、濃いシミを作ったりしてしまう特性があるので気を付けてください。
早めに使い切る
きゅうり化粧水を作ったあとは、早めに使い切りましょう。
それと、肌が弱い方やアレルギーのある方は事前にパッチテストを行うようにしましょう。
やり方は簡単で、ひじの内側に少量つけ、赤みやかゆみなどの異常が現れないかチェックするだけです。
このとき肌に異常があらわれた場合はすぐに使用を取りやめ、必要ならば皮膚科を受診してください。
手作り化粧品の管理・使用は自己責任で行うことが原則です。
ちなにみ個人で作った化粧品を販売するのは、許可がない限り法律で禁止されています。
ベタベタ肌もさっぱり!きゅうり化粧水のレシピ
きゅうり化粧水の作り方は、下記の通りです。
材料
- きゅうり 1/4本
- 水(あればミネラルウォーター)120ml
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 小鍋
作り方
- きゅうりを小さく角切りにする。
- 鍋に水と切ったきゅうりを入れ、弱火にかける。
- 水が半分ほど(60ml)になるまで10分煮る。
- 火を止めたらそのまま冷ます。
- キッチンペーパーや中くらいのガーゼなどでこして保存容器にうつす。
使い方
きゅうり化粧水が出来たら、洗顔後にたっぷりつけて使ってください。
日焼けやべたつきが気になる箇所に使用すると、さっぱりして気持ちがいいですよ。
なお、保存期間は冷蔵庫で1週間ほどですので、ご注意ください、
保湿もしてくれるきゅうりの美肌水レシピ
きゅうり化粧水の作り方として、次に保湿効果があるものも紹介しますね。
材料
- きゅうり 1本
- 精製水 250ml
- エチルアルコール(無水エタノール) 9ml
- グリセリン 9ml
- すりおろし器
- ガーゼ2枚
作り方
- きゅうりを水でよく洗いヘタを落としておろし器ですりおろす。
- おろしたきゅうりをガーゼでボールにこす
- 取り出したきゅうりエキスはおよそ50mlになります。足らない場合はさらにすりおろして50mlになるようにしてください。
- きゅうりエキス50mlの5倍の250ml精製水で薄める。
- グリセリン9ml、エチルアルコール9mlを加えて、よく混ぜて完成。
使い方
こちらのきゅうり化粧水のレシピは、グリセリンが入っているため保湿効果があります。
洗顔後、肌に不快感があるときに50mlほどたっぷりと使うか、もしくはコットンで該当箇所をふき取ってもいいでしょう。
保湿効果ありのきゅうり化粧水は、最初に紹介したのと異なり、二、三日で使い切るようにしてください。
まとめ
きゅうり化粧水について作り方や、効果効能、気を付けることなど詳しくみてきました。
簡単にまとめると、
- 家にある材料で簡単にきゅうり化粧水が作れる。
- 食べることできゅうりの栄養も摂れるが、化粧水としてもとても優秀な成分がたくさん含まれている。
- きゅうりには紫外線の感受性を高める成分もあるため、使用後の紫外線には注意が必要!日中に使う場合は日焼け対策をしましょう。
手作り化粧水はお手軽にできる反面、気を付けなければならないこともあるので、しっかり特性や性質をチェックして安全に使用しましょう!